植田茉莉子

育児と人形制作の日々

女の一生

 結婚して出産して家庭に入った女の一生とはどんなものでしょう。

家事育児も労働。賃金は貰えないけどね。

子供の健康な肉体と健全な精神を維持するために親として最低限のことをする。それだけでもかなり大変です。

可愛いから愛してるから、そのための忍耐は必要だし、苦痛ではないと思っています。私は理屈が通っていれば耐えられる方なのです。

たぶん。。。

大変だけど苦痛ではなかった。

なので、周りの人達からママだって息抜きしたいでしょ?と言われても、そうだよね〜と返していても実感が込められて無かったと思います。

 

ですが、娘はもうすぐ5歳になるし息子も2歳で来年から幼稚園となった今。

沸々と湧いてきたのは、妻でも母でもない私という人間の喜びや好奇心を満たしたいという強い気持ち。

今までも人形を作ってはいたけれど、ここで辞めてはダメだと思って続けていた。

ただ制作活動したいというものから自分にどんな世界観があるのか形にしたくなった。

 

ここにきて初めて子供達と離れて自分の世界に浸りたいし、そのためなら子供達に我慢してもらう事に躊躇いがなくなりました。

 

子供を預けて、自分の好きなところに行くとかも全く後ろめたくない。

今までは、子供から離れることに少し不安があり、寂しくなることもあったのに、あっさりこんな心境になり自分でもおどろきです。

 

結局、自分という人間は変わらないんだなと思えたし、変わらなくていい環境にいることに感謝し、その状態が続くように努力しないといけないと思いました。

多少、形は変わりながらも本質は変わらない。

 

中学生の頃、ドガの絵を見てこんな風に絵を描けたら幸せだろうなと強く感じたこと。

何かを表現する事に強い憧れがあったこと。

昔と今と違うのは、芸術だけが表現ではないと思えたこと。

柔らかくなりました。

「こうしたい」が形になれば、それが表現なんだなと思うようになって肩の力が抜けました。

後、人の目や意見もそれはそれで、と受け止められるようになった事。

 

子供達を守りつつ私の生き方は通しつつ、生活していきたいな。