ドールハウス

植田茉莉子です。創作人形 bisque dollを作っています。

ビスクドール グラスアイ買い足し

 制作中の60cmビスクドールのヘッドに合うグラスアイを買い足しました。

普段はHand Glass Craftのアイを良く使います。カニスも好きです。

今回はDOLK通販でグラスアイを購入しました。

f:id:maturika1102:20201002202812j:image

制作中のドールに何を使うかはメイクの仕上がりと髪の毛の色に合わせて選びます。

ここは楽しくもあり、緊張する段階です。

 

そして、グラスアイを決めてヘッドに入れた時、このドールがどのような子になるか決まります。

ある種の儀式のような。

個性が決まる瞬間。

アイが決まると私の心も落ち着きます。

後は仕上げて行くのみだから。

この後も作業は続くのですが、アイを入れると嬉しくて写メ撮って遊びます(^-^;

 

 

ビスクドール制作 材料買い足し

今制作中のオールビスク60cmのドールと同時進行で仕上がり15〜20cmくらいのクロスボディーも制作中です。

このクロスボディーのドールは今までとは別の陶芸用の液状粘土と絵具で作ってみようと思います。

どのようになるか楽しみです。

f:id:maturika1102:20201001131442j:image

 

 

今までの材料は全て丸美鈴先生師事のもと美しいビスクドールを仕上げるために最良のものを使用してまいりました。

先生の沢山の経験から得られた材料の選択は間違いなく、可愛らしく綺麗なビスクドールになってくれたと思います。

先生から教えていただいた材料を使用しつつ、これから作る私のドールにとって最良の材料はあるのか?

ということろで色々試していこうと思います。

 

今回は消耗品の買い足しです。

絵具は発色を確かめたくて購入しました。

ヨーロピアンにおすすめの絵具。

焼成温度なども参考に選びました。

こちらのお試しは後ほど。

f:id:maturika1102:20201001131601j:image

ビスクドール制作 メイク1

1回目のベースメイクの窯入れ終わりました。

 

うちの窯は小さいので60cmドールは2回に分けないと1体分焼けません。

ちなみに私が使ってる窯はスカット社の陶芸窯灯内寸法28cmのものです。メイク焼きは3時間程度で焼き上がりますが、700度以上で焼くので冷えるまで窯は開けられません。なので時間考えて頑張れば1日に2回まわせるかな?

2回焼けたら嬉しい。

 

メイクの話に戻ります。

1回目はベース。

ベースは混色していません。というか私が使ってるシーリー社のチャイナペイントは赤系混色ダメです。

やめとけと言われたのでやってません。

1度焼いて色を重ねるのは大丈夫。

 

他社様の赤系はどうなんだろう?

あまりその辺りの知識はないです😅

f:id:maturika1102:20200930101458j:imagef:id:maturika1102:20200930101502j:image

↑今回使った材料

f:id:maturika1102:20200930101511j:image

↑今日の窯入れ(窯の中砂で汚ないな、すみません)

 

明日もメイクしたい。明日到着予定のヴォーグ社の絵具試すのが楽しみで仕方ないです💕

 

 

前回のブログでスリップ(液状粘土)かえたと書きました。

本焼き後、違いがわからなかったのですが、メイクしたらわかりました。

ピュアホワイトの方が白いですね。パールホワイトの方がピンクっぽい。冷たい感じにしたかったのでピュアホワイトにして正解だったと思いました。

f:id:maturika1102:20200930101407j:image

左:パールホワイト  右:ピュアホワイト

微妙ですが実際みると分かります。

ではでは。

 

ビスクドール制作 本焼き

仕上がりサイズ60cmのドールパーツ全て焼き上がりました。

今回は鋳込みから順調でした。

ヘッドと腿は気泡が出たのでいくつかボツになりましたがスムーズに進みました。

前回の型作りでいくつか気になる点があったのでそれを元に作ったからだと思います。

 

ワンランクレベルアップしたようです。

ニヤリ

 

ソフトの磨きでは大丈夫だろうと思っていたヘッドと腿でやはり気泡によるボツが出ましたがそう大したものではありません。

もうこの程度では絶望しない。

 

本焼きも歪みを考えて焼く段階で工夫できたと思います。

前回は色々模索したので本焼きでかなりボツパーツを出してしまいました。

ふぅ、思い出すと涙が出そうで出ない。

涙もろくないので。

 

次はメイクです。

新しい絵具が届くのでそちらの発色も試したいな。

今回の液状粘土はシーリー社のピュアホワイトを使用しています。今まではパールホワイトを使用していました。血色が良く可愛らしくなります。人間味を取り除きたいのですがどうなることやら。

 

このタイトルで予約投稿したはずなのに投稿されなかった。

なんで〜

 

 

f:id:maturika1102:20200928192647j:imagef:id:maturika1102:20200928192650j:image

葛藤

現在、仕上がり60cmオールビスクと仕上がり15cmほどのクロスボディーのドールを制作中です。

クロスボディーは抱き人形というか、人形らしい愛らしい存在だと思うんです。

手に取った時に癒されるような。

 

とはいえ、冷たいオールビスク好きな私としては葛藤があります。

オールビスクにしたいよー😩したいんだけれどもね、初志貫徹でクロスボディーに挑戦しよう🤓

このループ。

 

 

60cmビスクはというと、初めて使うスリップで焼いてます。

正直メイクしないと差が分からない状態です。発色で違いを認識するのかな?

さてさてどうなることやら。

 

そんな時!本日ニュージーランドから素敵なアルパカの毛が届きました。

モヘアとは違いますが好きな触感と艶。

ワクワクしますね。

お人形の髪の毛になります。

f:id:maturika1102:20200923160317j:image

 

そして今日は午前中からずーっとソフトの磨きをしていました。

仕上がり60cmでも結構磨き大変です。大変だけどこの程度の大きさで大変とは言いたくないなぁ。

窯が小さくて1度にビスクに出来ないからのんびりちんたら磨いています。

はー、3回焼いてようやく1.5体分くらいよ。

 

Twitterで辛いとかいうと、あなたは辛いと言うレベルじゃない的な声が聞こえてくる気がして、なんだか気軽につぶやけなくなりブログに書くことにしました。

ただの思い込みかもしれない。

 

最後にクロスボディーのちびちゃん。

可愛いね💕

まだ原型だし、これから細部つめます。

サクッと仕上げて石膏型作るね。

f:id:maturika1102:20200923160658j:image

 

気晴らしに子供とフォールガイズ、ちょびっとニーアオートマタで遊びます。

磨きと鋳込み

今日は作業。

スリップ寝かせてる間にソフト焼きの磨き。

スピッツのラジオをお供に。

川柳かぁ、タイトルを季語にして川柳考えながら磨き磨き磨き。

良い曲ばかり。

頭がクラクラしてくる。

 

昨晩はそらるさんの配信聴きながらちびちゃんの原型作りしてました。

 

中学生の頃、塾に行くまでスピッツのCD聴いて心を穏やかにした。

勉強より絵を描くことが好きでした。

こっそり絵ばかり描いていて、同じテーブルで勉強している兄に「いいかげんにしろ」と言われた。

母に怒られる前に兄に怒られた。

 

そんなことを思い出しながら磨いていました。

好きな事が出来て幸せだな。

音楽は私のことを何やらいつも支えてくれる。

 

これから鋳込みします。

はてしない造形

ビスクドールスキルアップのため、そして新たにプログラムしたお窯の試し焼きのため4パーツ鋳込みしました。

そして結果は1番大きいパーツは歪んだあげくヒビまで入る大失敗。その他のパーツは磨きにこだわったため形が多少甘くなったような。

とはいえ、ビスクとしてはキレイに焼きあがったと思います。

f:id:maturika1102:20181007221911j:imagef:id:maturika1102:20181007221917j:image

 

敗因は鋳込みからの型だしが悪かったのかなと、さらにお窯のプログラミングミスも影響してると思う。だって3時間で焼成終了していたので、明らかにおかしい。なので再度焼き直しました。

 

次の原型は意識してしっかり作りこもうと思います。モールド作ってしまったら、その後大きな修正はできません。

なのでしっかり造形しよう!

やっと気に入る顔になりました。後は手足、されからボディー。お顔が決まると早くビスクにしてみたくなる。